建設業界や不動産業界で働く上で必要となる資格『一級建築士』『二級建築士』。
建築士の資格取得には勉強して必要な知識を得ることが何よりも大切ですが、その勉強を支えてくれる最適なパートナーである道具たちを選ぶことが、合格するためには必要となります。
「一級建築士、二級建築士の製図試験に必要な道具を知りたい」
「製図試験にはどんなものを持っていたら良いのだろう」
自分に合わない道具を使っていては、効率的な勉強ができず、あなたの時間を無駄にしてしまいます。
この記事では一級建築士であるtomikaが「一級建築士、二級建築士の製図試験の合格に必要なオススメの道具(ペン・消しゴム編)」というテーマで、あなたの建築士の試験勉強を支えてくれるオススメのペンと消しゴムをご紹介していきます。
私が実際の製図試験で活用したオススメの道具たちです。
この道具たちに助けられたからこそ、試験に合格できたといっても過言ではありません。
皆さんの道具選びの参考として、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
製図試験に合格するため必要なオススメの道具たち
建築士の製図試験を勝ち取るためには知識も大切なのですが、製図試験を乗り切るための製図道具たちをきちんと選ぶことが大切となります。
今回ご紹介する道具たちが、あなたの手となり足となって試験に立ち向かってくれるものとなります。
自分に合った製図道具たちを選んで使いこなすことが、建築士の試験で合格を勝ち取るための武器となります。
長時間の試験時間を乗り切るためには、使っていて少しでもストレスの軽減や作図時間を短縮することができるモノを使ってください。
それではオススメの製図道具たちをご紹介していきたいと思います。
シャーペン(作図用)
製図試験を乗り切るためのシャーペンは、自分に合ったペンの重心や重さ、手への負担が少ないものを選ぶことがポイントとなります。
製図用のシャーペンのペン先は繊細なので、ペン先の曲がりは致命的になります。
ペン先の曲がりを気にせず使えるシャーペンでオススメなのがこちらの『ぺんてる グラフギア1000』
こちらのシャーペンはペン先が収納できることでペン先を保護することができるので、ペン入れに入れておいてもペン先が曲がる心配がありません。
ペン自体も適度な重さと握りやすさも兼ね備えているオススメの一本となります。
製図試験は2種類のシャーペンを使い分けることが重要
製図試験は2種類のシャーペンを使い分けることが試験の合否を左右します。
それは図面に必要な濃淡を表現するための太めの線(柱、断面)と細い線(見えがかり等)が必要となります。
製図試験では同じ回答は一つもありません。
課題に対して同じような回答が二つ出てきたとき、どちらを合格させるか?
それは『図面の見栄え』です。
同じような内容でキレイな図面と雑な図面が並んだ時に、どちらを合格させるかと考えた時には絶対にキレイな図面が合格します。
そのくらい図面のきれいさは合否を分ける重要な要素となります。
そのためには、図面に必要な線を描き、濃淡をつけることも戦略として考えていく必要があります。
そんな図面の表現を実現してくれるのが、以下の2本です。
太い線(0.7mm)を書くためのシャーペンはこちらがオススメです。
細い線(0.5m)を書くためのシャーペンはこちらがオススメです。
同じ種類のペンで統一することにより、ペンを持ち替えた時の感覚の差を無くすというメリットものあります。
長時間の作図に欠かせないシャーペン選びの一つの参考としてみてはいかがでしょうか?
シャーペン(計画の要点用)
図面を書く上でもう一つ必要なのが、図面中の文字や計画の要点(記述)で使用するためのシャーペン。
作図用で統一しても良いのですが、作図用シャーペンは線を引くことに特化しているため、文字を書くには少し書きにくいもの。
そこで、図面中の文字や計画の要点(記述)で使用するのにオススメのシャーペンをご紹介します。
このシャーペンの特徴は『軽さ』と『扱いやすさ』。
文字を素早く書くことが求められる製図試験では、書くことへのストレスを減らすことができる『軽さ』がとても重要となります。
またもう一つの特徴である『書きやすさ』も大事な要素。
一般的なシャーペンはシャーペンの本体(筒の部分)先端のパーツが分離する構造となっていますが、こちらのシャーペンは先端とグリップ部までが一体のパーツとなっています。
そのため、使っていくうちに先端のパーツと本体のパーツが緩むこともなく、安定して書き続けることができます。
シャーペンの芯
シャープ芯は色々と試しましたが、これが一番使いやすかったです。
適度な柔らかさを兼ね備えながら、折れにくいオススメの一品です。
0.7mm(B)
0.5mm(B)
消しゴム
シャーペンを使う上で必要なのが『消しゴム』。
消しやすさも大切ですが、実は消しカスが散らからないことも大事な要素です。
試験中はとても多くの消しカスが出ます。その消しカスが図面に散らかり、図面の線をこすって汚してしまうことがしまうことが無いようにするのも大切なことです。
エスキスに必要な『書く・消す』の動作がしやすいペン
プランを行うための、エスキスに欠かせないのがこのペン。
フリクションタイプのため、書く・消すという作業が一本でできることや、消しゴムによる消しカスが出ない、ペンと消しゴムの持ち替える動作が無くなる等のアクションが無くなるため、プランニングに集中できるようになります。
重要な要件を見落とさないための『蛍光マーカー』
製図試験では、課題文の重要な要件を素早く読み解き、抜け・漏れが無いようにプランに反映していく必要があります。
このペンをオススメするのが『ノック式』と『フリクション式』という点。
マーカーはペンとキャップが別々のものが多い中、このペンは『ノック式』のため、ペンを無くしたり試験中に落とすということが無くなります。
試験中は何があるか分かりません。モノを落としてしまい、どこに行ったか気になって試験に集中できなくなってしまっては一大事です。
もう一つのオススメポイントである『フリクション式』は、重要事項の読み間違いや、色の間違いなどの単純なミスをしたときに、消して書き直せるという安心感があるだけでも、試験中の集中力が違いますので、オススメです。
自分に合ったものを使いこなした人が合格する

いかがでしたでしょうか?
この記事では一級建築士であるtomikaが「一級建築士、二級建築士の製図試験の合格に必要なオススメの道具(ペン・消しゴム編)」というテーマで、あなたの建築士の試験勉強を支えてくれるオススメのペンと消しゴムをご紹介していきました。
製図試験では、知識もそうですが、体調や試験中の集中力がとても大きく左右します。
その中でも、簡単に試験中の集中力ややる気を高めることができるのが『道具たち』です。
自分の使いやすいお気に入りを見つけることが、試験中のモチベーションアップや集中力を高める道具たちに早く出会うことで、あなたを合格に導いてくれます。
あなたのお気に入りの道具を見つける参考としてもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
tomika