建設業界や不動産業界で働く上で必要となる資格『一級建築士』『二級建築士』。
建築士の資格取得には勉強して必要な知識を得ることが何よりも大切ですが、その勉強を支えてくれる最適なパートナーである道具たちを選ぶことが、合格するためには必要となります。
「一級建築士、二級建築士の製図試験に必要な道具を知りたい」
「製図試験にはどんなものを持っていたら良いのだろう」
自分に合わない道具を使っていては、効率的な勉強ができず、あなたの時間を無駄にしてしまいます。
この記事では一級建築士であるtomikaが「一級建築士、二級建築士の製図試験の合格に必要なオススメの道具(製図道具編)」というテーマで、あなたの建築士の試験勉強を支えてくれるオススメの製図道具たちをご紹介していきます。
私が実際の製図試験で活用したオススメの道具たちです。
この道具たちに助けられたからこそ、試験に合格できたといっても過言ではありません。
皆さんの道具選びの参考として、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
製図試験に合格するため必要なオススメの道具たち
建築士の製図試験を勝ち取るためには知識も大切なのですが、製図試験を乗り切るための製図道具たちをきちんと選ぶことが大切となります。
今回ご紹介する道具たちが、あなたの手となり足となって試験に立ち向かってくれるものとなります。
自分に合った製図道具たちを選んで使いこなすことが、建築士の試験で合格を勝ち取るための武器となります。
長時間の試験時間を乗り切るためには、使っていて少しでもストレスの軽減や作図時間を短縮することができるモノを使ってください。
それではオススメの製図道具たちをご紹介していきたいと思います。
製図板
製図道具の中で一番大きなものが製図板です。
人によっては知り合いや合格した人から譲ってもらうということもあるかと思います。
しかし、試験に合格したいのであれば、絶対に新しいものを買ったほうが良いものです。
なぜなら、中古で使っていた製図版は微妙なガタツキや不具合が起こりやすいため、試験直前になって壊れてしまうということにもなりかねません。
製図板はメーカーや型番によって使い勝手が異なるため、試験の直前に製図板を交換することになってしまうと、今まで使い馴染んでいた感覚がなくなってしまうため、使いこなすまでのロスが多くなります。
そんな心配をしないためにも、ぜひ新品を購入してもらいたいと思います。
色々な製図板の中で比較・検討したオススメが、こちらの製図板です。
軽量のため持ち運びがしやすく、余計な機能がないため、故障の心配が少ないです。
ペンを置いておくトレーの形状も申し分ないため、あなたの製図試験のパートナーとして、十分活躍してくれます。
三角スケール
三角スケールはこちらの商品がオススメです。
今回ご紹介している三角スケールの素材はプラスチック製です。
プラスチック製の三角スケールをオススメする理由は軽さと柔らかさ。
アルミ製のものもありますが、作図には重いためオススメしません。
素材が固いので、落とした時に図面に凹みができたり、落とした時の金属音がしたりするため、個人的にはあまり好きではありませんでした。
もちろん、人によって好みもありますので、アルミ製のものも試してみるのも良いかと思います。
三角スケールは30cmと15cmを使い分けるほうが図面を描く時の切り替えがしやすいので、2つの三角スケールを使い分けるのがオススメです。
三角定規
三角定規は縦のラインを引く時に欠かせないアイテムです。
縦のラインは三角定規を固定しながら線をひくため、持ち替えや扱いやすさが重要です。
三角定規はこちらの商品がオススメです。
この三角定規の良いところは糸面取り仕様となっており、三角定規にシャープペンの芯がこすれて、シャーペンの芯の粉が出るということが少ないため、図面を汚してしまうというストレスが減ります。
細かいことではありますが、こういった小さなことの積み重ねが図面の印象を大きく変えます。
審査員も人です。
同じ内容の図面であっても、図面が汚れていたり、線が曲がっている図面よりも、図面がキレイで、線がまっすぐキレイに描かれている図面であれば、キレイな図面を選びますよね?
図面が汚いせいで、きちんと審査してもらえなかった・・・。
なんてことにもなりかねませんので、図面をキレイに描くようにしましょう。
テンプレート
柱や扉の軌跡、植栽を描くのに必要なテンプレート。
テンプレートはこちらがあれば、どんな内容でも対応できるのでオススメです。
フローティングディスク
三角定規やテンプレートを使用する上で、一番良かったアイテムがこれ。
三角定規やテンプレートは図面に密着して使うため、どうしてもシャープペンの芯と図面が擦れてしまい図面が汚してしまいます。
このフローティングディスクを使うことで、図面との接点を減らし、図面を汚すのを防ぐことを防ぐため、この商品はぜひ使ってほしいです。
ドラフティングテープ
製図板と図面を固定するために必要なドラフティングテープ。
定番の商品ですが、接着性と使い勝手の良さが一番良いです。
ブラシ
図面のついた消しゴムやシャープペン芯の粉を払うために必要なブラシ。
作図中はかなりの頻度で使うため、使い勝手や毛の抜けにくさが重要です。
そんなに大きくないため、ササっと使える手軽さも魅力です。
自分に合ったものを使いこなした人が合格する

製図試験では、知識もそうですが、体調や試験中の集中力がとても大きく左右します。
その中でも、簡単に試験中の集中力ややる気を高めることができるのが『道具たち』です。
自分の使いやすいお気に入りを見つけることが、試験中のモチベーションアップや集中力を高める道具たちに早く出会うことで、あなたを合格に導いてくれます。
あなたのお気に入りの道具を見つける参考としてもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
tomika