こんにちは!tomikaです。
皆さんはどのような資格をお持ちでしょうか?
今回は、認定コンストラクション・マネジャー試験に一発で合格した私が、認定コンストラクション・マネジャー試験に一発で合格する勉強方法についてご紹介したいと思います。
認定コンストラクション・マネジャー試験の合格率
まず認定コンストラクション・マネジャー試験の合格率についてご紹介したいと思います。
この試験の合格率は、だいたい30~40%となります。
ちなみに2018年の合格率は38.6%と、それほど難易度の高い資格ではありません。
しかし、この資格を受験するには3年以上の実務経験が必要となることや、マネジメントに関する知識も必要となるため、受験する方の多くはある程度の建築知識を持つ方が多数となります。
認定コンストラクション・マネジャー試験に合格するために必要なもの
合格するために必要なものについては、参考書と過去問があります。
参考書
参考書については、こちらの1冊のみです。
※大型書店でも取り扱いが無いところや取り寄せとなる場合があるため、ネットで購入することをオススメします。
まずはこちらの参考書を1冊購入すればOK!かなりのボリュームがありますが、各章の内容についてはとても分かり易く書かれています。
過去問
やっかいなのが、こちらの過去問の入手です。
問題集という形では出版しておらず、日本コンストラクション・マネジメント協会が発行している機関誌でしか載っておりません。
そのため、過去問を入手するためには、日本コンストラクション・マネジメント協会に入会し、過去問の掲載している機関紙を購入するしかありません。
ちなみに、2020年7月25日時点での過去問の入手状況です。
※日本コンストラクション・マネジメント協会HPより引用
【認定コンストラクション・マネジャー資格試験問題掲載分】
1冊2,000円+税(2,200円税込)(送料別)
機関誌12号_第1回試験問題(解答・講評なし)
機関誌25号_第5回試験問題(解答・講評なし)
機関誌28号_第6回試験問題(解答・講評なし)
機関誌31号_第7回試験問題(解答・講評なし)
機関誌37号_第9回試験問題(解答・講評なし)
機関誌56号_第14回試験問題(知識解答・能力講評掲載)
【試験問題コピー】:1冊500円+税(550円税込)(送料別)
※第10回試験以降で、機関誌の在庫がなしのものに限りコピーを販売いたします。
第10回試験問題(機関誌40号掲載_知識解答なし・能力講評掲載)
第11回試験問題(機関誌44号掲載_知識解答・能力講評掲載)
第12回試験問題(機関誌48号掲載_知識解答・能力講評掲載)
第13回試験問題(機関誌52号掲載_知識解答・能力講評掲載)
【販売停止】
第2回試験問題(機関誌16号掲載_解答・講評なし)
第3回試験問題(機関誌18号掲載_解答・講評なし)
第4回試験問題(機関誌22号掲載_解答・講評なし)
第8回試験問題(機関誌25号掲載_解答・講評なし)
過去問については、過去3年分が入手できたら良いと思います。
それ以上、古いものであると、試験内容の傾向から少しずれていくため、過去3年分に注力して勉強していくことをオススメします。
過去に受けた方がいらっしゃったら、過去問を貰うというのも1つの方法かと思います。
認定コンストラクション・マネジャー試験に合格するための勉強方法
次に試験に合格するための勉強方法についてご紹介します。
試験は「知識問題(選択式)」と「能力問題(記述式)」の2つの出題形式があります。
それぞれの出題形式について解説していきます。
知識問題(選択式)
知識問題については50問程度が出題されます。
出題範囲と出題方法については、過去3年ほどを解いてもらうと、傾向が掴めると思いますので、まずはざっと分からないなりに問題を解いてみて、出題傾向を掴んでみてください。
その後に参考書で確認しながら内容を理解していけばOKです。
過去問については、3回程度を繰り返し解けば、6~7割程度は解けるようになります。
苦手な部分や分かりにくい部分については、参考書で確認しながら繰り返し過去問を解いていけば、知識問題はクリアできると思います。
能力問題(記述式)
この試験で一番やっかいなのが能力問題(記述式)です。
能力問題(記述式)で出題される内容は以下の3つです。
- 短文筆記 … 約40字から200字の文章で解答する記述式の選択問題
- 事例解決 … 例示された架空の建設プロジェクトについて、問題点の指摘や解決方法の提案を求める選択問題。
- 経験論文 … 与えられたテーマについて、自らの経験に基づいて論述する問題を1問出題します。
能力問題をクリアするコツは、自分なりの「回答案」を作ることが必要となります。
こちらも過去3年分の回答案づくりができればOKです。
「なぜ回答案を作る必要があるのか?」というのは講評には模範解答のような形ではなく、あくまで解説という形でしか書いておりません。しかし、講評は出題者が何を回答して欲しかったかの手掛かりとなりますので、重要なヒントとなります。
そのため、講評の内容を手掛かりに、自分なりの回答案づくりが必要となるのです。
ここから回答案づくりについて解説していきます。
回答案づくりは、参考書を基に回答を作っていきます。「ピュアCMとは何か」など、そのキーワードに関する内容を自分なりにまとめ、問題をひたすら解いていくという流れで学習していくことが大切です。
回答案を作成するときは1冊のノートにまとめるようにしましょう。
1冊のノートにまとめることで、試験に関する勉強内容がまとめられるので、過去の勉強内容の見直しや振り返りなどがしやすいのでオススメです。
短文筆記については、ある程度対策ができますが、事例解決や経験論文は、自分なりの回答を考える必要があるため、かなり難しく感じられると思います。そのため、色々なパターンの回答例を考えておき、違った切り口で回答できないかという思考で取り組む必要があります。
認定コンストラクション・マネジャー試験に合格するための勉強時間
この試験にかかる勉強時間は、その人の知識や経験にもよりますが、概ね50~60時間程度は必要かと思われます。
試験の1~2ヶ月前からスタートし、毎日1~2時間ほど少しずつ勉強を進めていき、勉強が楽しくなってきた頃に受験するようなペースを作れれば合格できると思います。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は認定コンストラクション・マネジャー試験に一発で合格する勉強方法について、ご紹介しました!
どんな資格もそうですが、資格取得には「その資格を取るぞ!」という強い意志と勉強するための時間、そして参考書や問題集等を購入するお金などが必要となります。
社会人になると仕事に忙殺されたり、家族との時間であったり、なかなか思うように勉強が進まないことがあると思います。
しかし、自分の夢に必要な資格であれば、何としても取得してもらいたいです。
もちろん、資格が全てではありませんが、資格を取得するために努力した結果は、きっといつか活かされる日が訪れます。
資格を取得し、皆さんが活躍されることを応援しています!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
tomika